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トップページ > 経営倫理情報 > ニュースダイナミクス > 2015年10月25日配信記事

関西大学と共催、行政も参加して「特別講演」
  初の「関西シンポジウム」は『女性活躍推進』

2015年度のACBEE特別シンポジウムは、関西シンポジウムとして実施。日本経営倫理士協会として、関西での活動のスタート。テーマは「『女性活躍』を生かす組織力―『推進法』施行を目前、問われるCSRマネジメント」。2015年10月20日、関西大学高槻ミューズキャンパスで開催。従来、東京で開かれていたACBEEのメインイベントである特別シンポシリーズは、初めて関西での開催が実現した。今回の特色は、関西大学社会安全学部との共催。また、開催日の約1カ月前に「女性が輝くOSAKA行動宣言」が出され、オール大阪で女性活躍推進へ動き出したという重要なタイミングでもあった。

■ 北村、林パネラーが先進的な取り組みを紹介

基調講演を行う村松邦子氏(ACBEE理事、ウェルネス・システム研究所代表)

当日のプログラムは、総合司会は髙野一彦氏(ACBEE理事、関西大学社会安全学部・大学院社会安全研究科副学部長・教授)。第一部では基調講演「『女性活躍』を生かす組織力」を村松邦子氏(ACBEE理事、経営倫理士、ウェルネス・システム研究所代表、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事)、特別講演「女性活躍推進法について」を森實久美子氏(大阪労働局雇用均等室室長)。第二部のパネルディスカッションでは、コーディネーター・村松氏、パネラー・飯田裕美子氏(共同通信社大阪支社次長)、北村安彦氏(大和ハウス工業(株)ダイバーシティ推進室室長)、林直子氏(グンゼ(株)女性きらきら推進室室長)、アドバイザー・髙野氏、森實氏。

■ 4月、制度スタートでは欠かせない情報公開

今回のシンポジウムでは、女性活躍推進法が今年8月末に成立、16年4月から制度スタートする重要なタイミングで開かれた。女性活躍に関する企業の状況と数値目標などの行動計画、さらにはホームページでの情報公開などを義務付けた新制度。今回の第一部講演の後半で、大阪労働局の森實均等室長が特別講演し注目された。今後、各企業は早急な取り組みをしなければならないだけに、参加者の多くはダイバーシティや女性活躍担当セクションのマネージャーなど。また、一部経営層や管理者らの参加もあった。

(左から)村松邦子氏、飯田裕美子氏、森實久美子氏、北村安彦氏、林直子氏、髙野一彦氏=第二部パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、北村室長(大和ハウス工業)、林室長(グンゼ)の両パネラーから、ダイバーシティやCSRなど推進の中で、職場と女性活躍を生かす重要課題について先進的な取り組みケースとして紹介された。飯田次長(共同通信社)は、ジャーナリストとして取材した各企業の女性の働き方についてコメントした。

村松ACBEE理事は、コーディネーターとして、女性活躍を推進することを問う時代は終わり、「いかに実現するか」を議論すべきだと話した。また、ダイバーシティ経営を生かすには、高い倫理観と風通しの良い組織風土づくりが欠かせないと強調した。特別講演で注目された森實室長(大阪労働局)は、現在、国が作成中の省令などのガイドラインの動きを解説。さらに女性活躍推進に関する企業への「認定」、企業が作成する行動計画の内外への情報公開などについて、丁寧にアドバイスした。

ACBEEシンポジウムの第6回は15年3月11日、東京で開かれ、テーマは「女性活躍で、職場を生き生き―いま新しい働き方を求めて…」。関係者、企業担当者ら中心に約100人が参加したが、関西開催では大阪や岡山などから約50人が参加した。


2015年10月25日配信


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