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トップページ > 経営倫理士とは > 経営倫理士講座アーカイブ > 22期:2018年10月9日実施講義

<第15回講義:「経営倫理と会計学」(大田 博樹講師)>
 会計不正防止の仕組みをつくっても防げない実態も

第15回講義は第14回と同日の10月9日開講、 大田博樹講師(神奈川大学経営学部 准教授)による「経営倫理と会計学」。

会計の一般原則と不正にかかわる事例を解説する大田講師

■会計不正に関する調査から

日本公認不正検査士協会の資料を引き、会計不正の発見手段や不正対策などについて説明。不正防止の仕組みをつくっても、なかなか不正は防ぐことができない実態が明らかになった。

■財務諸表の不正

財務諸表の虚偽表示の種類や手口およびその事例について説明があった後、会計一般原則と不正に関連する会計処理の事例が示された。

■制度内での不正防止は困難

不正発生の環境要因として、「不正のトライアングル」「企業風土」「内部統制の脆弱性」の3つが挙げられた。不正防止機能として、独立取締役と三様監査の活用、そしてコンプライアンスの整備、適切な業務プロセス・社内システムの構築が指摘された。

まとめとして、会計制度内で不正を防止することは困難であり、企業風土の醸成が最も大切であると強調された。

【講義リポート = 川瀬 暁(総合企画委員)】


2018年11月12日配信

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