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トップページ > 経営倫理士とは > 経営倫理士講座アーカイブ > 22期:2018年5月21日実施講義

<第1回講義:「今、なぜ経営倫理なのか」 (潜道文講師)>
 「経営価値四原理システム」を紹介

■経営課題の4原理へのプロセスを説く

講義では▽経営倫理とは何か▽経営倫理とCSRの関係▽経営倫理が重視される理由▽「経営価値四原理システムとイノベーション」―などを中心に解説された。
初めに「経営倫理学は、どのような問題を考察するのか?」という問いかけから語り初め、究極の課題として「人間はどうあるべきか」「社会はどうあるべきか」の重要テーマに行き着くまでのプロセスを説明した。
経営倫理とCSRの関係については、考え方として@「企業(経営)倫理」が基礎にあり、「企業の社会的責任」は企業倫理を前提とした責任(水谷雅一の理論)A企業の社会的責任の一部として企業(経営)倫理がある(アーサー.B.キャロルの理論)―の両理論を紹介。組織の場で、いかなる決定が正しいか、善きものであるかを判断するツールを提供するのが経営倫理の重要な役割と話した。

「今、なぜ経営倫理なのか」を解説する潜道文子講師

最後に「経営価値四原理システム」とイノベーションを取り上げた。
従来の「効率性」「競争性」を重視する経営活動に「人間性」と「社会性」を加えた四原理について説明。この二原理から四原理への展開こそが、新しい経営価値であると強調した。さらに、組織とステークホルダー双方の繁栄実現のためのCSV(共通価値の創造)の重要性について言及した。
第1回の講義は、本資格取得講座の基本を解説、2回目以降の学習につながっていく重要なものだけに受講生らも真剣に聞き入っていた。また講義後の質問時間では、熱心な質問が次々と出て潜道講師が丁寧に応答していた。

【司会・講義リポート = 千賀 瑛一 専務理事】


2018年6月8日配信

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