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トップページ > 経営倫理士とは > 経営倫理士講座アーカイブ > 21期:2017年5月22日実施講義

<第1回講義:「今、なぜ経営倫理なのか」 (潜道文講師)>
 「経営価値四原理システム」を紹介

 第21期「経営倫理士取得講座」が2017年5月22日、受講生35名を集めスタートした。小熊理事長の開講あいさつ、講座ガイダンス、幅広い業種からの受講者による自己紹介の前半に続き、後半は潜道文子講師(せんどう・あやこ:日本経営倫理学会副会長、拓殖大学商学部長)
=写真=による第1回講義が行われた。  

■経営倫理の意味と学ぶ意義から説く

初回講義ということもあり、「今、なぜ経営倫理なのか」と題して、経営倫理とは何か、そして現代社会において経営倫理を学ぶ意義について説明。「倫理」とは「人間がどう生きるべきか」(理想の生き方)に関わり、個人と社会との関係において「人間が社会の一員として守るべきルール」である。そして、企業と個人、企業と社会との関係において、「組織の場で、いかに行動すべきか、いかなる決定が『正しいもの』『善きもの』であるかを判断するツールを提供する」ものが「経営倫理」であるとした。

■「人間性」「社会性」と経済的利益創造も

 続いて経営倫理とCSRとの比較やキャロルのCSRピラミッドを紹介した。また、19世紀アメリカの自律的市民社会と現代の功利主義の比較、啓発的自己利益の倫理、フリードマンの自己利益志向型企業倫理、ナッシュの契約的企業倫理などに触れ、ハーシー社やアメリカン・エキスプレス、ジョンソン・エンド・ジョンソンの事例を交えながら「他者志向型企業倫理」の重要性と意義について説明した。

 さらに、故・水谷雅一先生(日本経営倫理士協会、日本経営倫理学会の創設者)の「経営価値四原理システム」も紹介、「人間性」と「社会性」を重視し、そこから経済的利益を創造する上でイノベーションの必要性についても言及した同理論の先見性について解説した。
 受講者は熱心に講師の話に耳を傾け、講義終了後には受講者から活発な質問が続き、受講生の意識の高さがうかがえる初回講義であった=写真。

【5/22 第1回講義 司会・講義リポート=森田裕之(総合企画委員)】


2017年5月26日配信

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