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トップページ > 経営倫理士を目指す > 経営倫理士講座アーカイブ > 17期:2013年9月17日実施講義

<第10回講義(前半):奥山 俊宏講師>
 企業不祥事報道の視点と背景

 第10回講義は、前半・後半の2部構成で、前半の部では奥山俊宏講師(朝日新聞編集委員)が「企業不祥事報道の視点と背景」というテーマで講義を行った。

 奥山講師はまず、2011年に発生した東京電力福島第一原発事故について解説。なぜあの規模までの事故に発展したのか、その原因や経緯について、自身の取材経験に基づく考えを述べた。

 東京電力の事後対応の問題点としては、事実の誤認、社内外のコミュニケーションの失敗、原子炉への代替注水の遅れ、バッテリー確保の遅れ、汚染水対策の手抜きなどを指摘。事前対応の問題点としては、甘い津波対策、世界の潮流から取り残された安全対策などを挙げた。

 続いて、時代や世の中の変化について解説。現代の特徴として、@嘘への風当りの強さ、Aコンプライアンス、B組織統治という3つの視点を取り上げた。

 最後に奥山講師は、受講生の質問を受けて、報道側から見た企業不祥事報道の「ニュース価値」について説明。ネームバリュー、時代性や話題性、社会的意義、被害・影響の大きさなど、ニュースになることについて、記者としての視点に立った考えを述べた。



【動画】第10回講義(前半)の様子

奥山俊宏 講師
・ジャーナリスト
・朝日新聞東京本社 報道局特別報道部 記者

2013年09月18日配信


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