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トップページ > 経営倫理士を目指す > 経営倫理士講座アーカイブ > 17期:2013年7月2日実施講義

<第4回講義:若狭 勝講師>
 企業不正と検察

 第4回講座は、「企業不正と検察」というテーマで、若狭勝講師(弁護士、前・東京地検公安部長、元・同特捜部副部長)が講義を行った。

 若狭講師は、まず講義の冒頭で5つの価値観(@公正、A透明性、B説明責任、C情報公開、D情報管理)を提示。企業不祥事とは、企業活動がこのいずれかに反する行為のことを指すと述べた。そして、検察とは、企業活動がこの5つの価値観に反し、法令による罰則がある場合に、刑事責任を追及する官庁であると解説した。

 同様に、この5つの価値観に反する行為を「行わないための管理術」がリスク管理で、反する行為を「行った際に取るべき対応術」が危機管理であると説明。

 続いて、さまざまな事例を挙げて、価値観の変化について解説。インサイダー取引なども、世の中の変化によって、厳罰化してきているという。「動く価値観」をすばやく察知し、それに応じた自社のコンプライアンスを考えていくことが大切だと強調した。

 最後に、もし企業不祥事が起きてしまった場合、隠ぺい行為などをすると火種が大きくなる。5つの価値観を踏まえ、誠実な態度で臨めば、おのずと組織の存続・維持が図られていくと力説した。



【動画】第4回講義の様子

若狭勝 講師
・弁護士
・前東京地検 公安部長
・元東京地検特捜部 副部長

2013年07月03日配信


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