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<経営倫寸感…寸言…A
経営倫理士から一歩、さらに一歩

執筆:日本経営倫理士協会 総合企画委員   清澤 誠(経営倫理士)

私が昨年5月から総合企画委員会のメンバーに加えていただいたのは、第16期経営倫理士取得講座の同期での新年会の席で、 北村和敏さん(常務理事、総合企画委員)に「総合企画委員というのはどんなことをしているの、興味があるのだけれど」 と伺ったことがきっかけでした。取り組んでいた仕事や勉強も一段落してしまい、何か新たな一歩を踏み出したいという気持ちが、 ちょっとお酒の力も借りて素直に口から出たものだったと思います。

そもそも私が経営倫理士取得講座にたどり着いたのは、日本通運本社でコンプライアンスを担当していた時に、 コンプライアンスに関する理論や実践のノウハウを総合的に学ぶことの必要性を感じていたからです。 入手した講座のリーフレットを開いて、講義テーマと講師名を見た時にはわが目を疑いました。 「小林俊治 前日本経営倫理学会会長、早稲田大学名誉教授」という記載があったからです。 小林先生は早稲田大学商学部のゼミの恩師であり、再びその講義を受ける機会があろうとは夢にも思っていませんでしたので、 この奇跡というか幸運を逃してはいけないと受講を決めました。

しかし、その年の講座は既に始まっていて、次年度の講座には小林先生の講義がなかったので、 先生の講義が復活する第16期の講座を受講するまで足掛け3年かかってしまいました。講座初日に行われた 「経営倫理学・経営価値四原理システム」と題する先生の講義は、わずか60分間でしたが、 まるで30年前の大学の教室にタイムスリップしたかのような感覚と感動で胸がいっぱいになったことを今でも忘れられません。

その後、グループ会社に出向となり、総務全般の担当となったことから、講座終了後は経営倫理との関わりや 学びの機会は自然と少なくなりました。どこかで経営倫理にもう一度関わりたいと思っていましたが、 今回、幸運にも総合企画委員としてその機会をいただきました。 委員会に出席したり、講座やセミナーのサポートを担当しながら聴講させていただいたり、関連する書籍を読んだりしていると、 ここに戻って来られて良かったと感じています。

さらに次の一歩として、少し先のことにはなりそうですが、足を踏み入れてみたい場所が見えてきました。 それは早稲田大学の卒業生の団体である「稲門会」での活動にあります。地元の稲門会では、箱根駅伝の応援、 地引網大会、花火を楽しむ会などの行事と数々の同好会活動が行われていて、既に企業などを退職された先輩方が実に楽しそうに、 生き生きと運営をされています。私は昨年からハイキングを楽しむ同好会に参加していますが、 もうひとつ気になっている同好会があります。 「CSR(社会貢献研究会)」(Club for Social Responsibilityの略)といって、県内の高等学校で 「働き方、倫理観、コミュニケーション」などのテーマでの講師ボランティア、海岸清掃などの社会貢献活動を行う同好会です。 経営倫理、コンプライアンスについて学んだこと、CSR報告書の編集や森林育成活動に関わった経験を活かして、 同窓の先輩・後輩と一緒に地元に貢献するような活動ができたらと思うと、先々も楽しみになります。


2016年12月01日配信


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