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後発医薬品(ジェネリック医薬品)の利用者広がる
  薬剤師の説明不足を懸念する声も

 成分が同じで価格が安い後発医薬品(ジェネリック医薬品)を使ったことがある人が増えていることが、沢井製薬の調査で分かった。

 この調査は製薬会社の「沢井製薬」が2012年10月に、過去3か月以内に薬の処方を受けた全国の30代〜60代の400人を対象に、インターネットで実施。

 調査によると、後発医薬品を「これまでに使ったことがある」と回答した人は、全体の50%を超えていることが分かった。この背景には、国が去年4月、処方箋の形式を変えたり、調剤薬局で詳しい説明文書を渡したりして、患者が後発医薬品を選びやすくなるよう診療報酬を改定したことが理由にあげられる。その結果、去年4月以降に初めて使った人は14%と、改定をきっかけにさらに利用が広がっている。

 一方で、調剤薬局で薬を受け取る際に、後発医薬品について説明を受ける機会が増えたか?という質問をしたところ、46%の人が「以前と変わらず説明されていない」と回答。つまり、半数以上の人が、文書を渡されるだけで、後発医薬品について薬剤師から積極的な説明を受けていないことが明らかになった。

 東京都薬剤師会会長は後発医薬品について「薬剤師は安さだけでなく、安全性や効果を分かりやすく説明する必要がある」としている。

2013年01月12日配信


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