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企業・組織の経営倫理を推進する人材を育成・支援するNPO法人

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ACBEE 第8回通常総会開く

「経営倫理士600人」の実績を踏まえ

任意団体「経営倫理実践普及協議会」からスタートして今年、20周年を迎えたNPO法人日本経営倫理士協会(ACBEE JAPAN)の平成29年度通常総会(第8回)が6月14日、東京・赤坂の経営倫理実践センター(BERC)会議室で開催された(写真)。今20期までに巣立った経営倫理士は594人。


    新たな取り組みで一層の受講参加を

勝部誠理事が開会を宣言、冒頭に定款に定める定足数を満たしているとして、総会の成立を報告した。
 最初にあいさつに立った議長の小熊征人理事長は、28年度の活動を振り返り、アクションプランなどが打ち出された「中期経営計画」(2014〜2018年度)で掲げた毎年の受講参加が50名には届いていないことに触れ、受講者増への活動の点検と創意工夫の努力を訴えた(写真下)。

議案審議に入り、千賀瑛一専務理事が報告・提案を行った。議案は4件。(1)第8期(平成28年度)事業報告書・活動計算書の報告(2)同監査報告(3)第9期(平成29年度)事業の概要と活動予算書(4)同役員選任(再任と新任)。
 審議では役員選任を最初に行い、20期の経営倫理士でイオン株式会社・企業倫理チームリーダーの服部春樹氏を理事に新任した。他の3議案も審議の結果、承認された。
 28年度は前年の「プレ20周年」活動をさらに発展させ、新年度スタートに合わせて日本アイ・ビー・エム相談役で経済同友会終身幹事の北城恪太郎氏による特別講演「企業の社会的責任と経営者の倫理観」と記念の集い、経営倫理フォーラム31号記念特大号を刊行した。また、新たな講座として経営倫理士の底辺の拡大と本講座(総合コース)受講へのレベルアップを図る「初級・倫理士講座」(短期集中型で10コマ、年4回の通信制)も実施した。

これらに付随して、企業組織の人材活用の面で注目されている性的マイノリティを課題とした「LGBT特別シンポジウム」や、戦略セミナーとして参加体験型の「ファシリテーション(場つくりの技術)」を開催、コンプライアンス・企業などの不祥事に特化したムック(2010〜2016年分を掲載)も発行した。また、東京交通短期大学(豊島区池袋本町)の夏学期通常授業(4〜7月・13コマ)へ経営倫理士13人を出講させた大学とのコラボレーションも新たな取り組み。
 特筆されるのは、昨年5月から11月にわたる講座で学んだ20期修了生の中から2017年1月、自然発生的に生まれた特別研究会「『第三者委員会』レポートをどう読むか」で、経営倫理を巡る事例を客観・多角的に検討、日々の業務に生かしていこうというムーブメント。研究結果の発表なども予定されている。
 29年度の活動の重点は、「情報セキュリティ〜いま問われる企業力」の特別シンポジウム(7月)、ドラッカー学会や情報システム学会など連携・協力団体とのネットワーク強化、経営倫理・優秀企業賞の創設検討や、広報季刊紙「経営倫理フォーラム」を紙媒体からホームページへのWebシフトも検討する。
 なお永年にわたり、シンポジウムや講座・講演などで協会の活動と発展に寄与された理事の村松邦子氏と早川一郎氏は任期満了で退任した。

2017年6月16日配信

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