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「医療と情報」テーマに課題を議論
<情報システム学会・第10回シンポジウム>

 情報システム学会の第10回シンポジウムが5月13日、青山学院大学・青山キャンパスで開かれた(写真上)。今回のテーマは「医療と情報」。
 特別講演として、ひたちなか総合病院名誉院長・永井庸次氏が登壇、演題は「医療と情報・情報システムの最近動向」。同氏は、ひたちなか病院で永年、医療活動に従事、日立製作所人財統括本部産業医療推進センタ長でもある。  

 医療情報システムについては、以前から有効活用すべき大量の医療データがあるのに、分断・サイロ化されていたり、データ構造の非構造化のため、分析・活用の困難さが指摘されていた。永井氏は、「情報とはデータの解析から始まる」として、「現在、医療情報の管理技術には多くの課題があり、医療情報システムの改革、活用レベルアップはこれから」と話した(写真下)。

 また、データの収集・解析のため、医療機関では管理・組織改革も重要テーマであると強調。「クオリティ・マネージャー」はじめ、「リスク・マネ」「セーフティ・マネ」「データ・マネ」「インフォメーション・マネ」など、現場直結型の情報管理についてアドバイスした。特に永井氏自身が設立に関わった医療データ・センターについても解説。医療情報ネットワークをベースに、地域医療や介護分野にデータマネジメントの導入・普及が急務であると話した。
 特別講演に先立ち、第1回浦昭二記念賞を受賞した受賞者ら2組の講演があった。

2017年6月11日配信

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