本文へスキップ

企業・組織の経営倫理を推進する人材を育成・支援するNPO法人

トップページ > 経営倫理情報 > ニュースダイナミクス > 2012年12月2日配信記事

ネット普及により、情報過多で消費者困惑も
  「商品、サービス情報多くて…」70%も

 スマートフォンなどの普及によって、インターネット検索が気軽にできるようになった反面、商品やサービスを選ぶ際には情報が多すぎて困るという人が全体の70%に上り、判断に迷っている消費者が増えていることが、野村総合研究所の調査で明らかとなった。

 野村総合研究所は、2012年7〜8月、全国で15歳〜79歳の男女個人1万人を対象に、訪問留置法で生活価値観や消費実態を尋ねる「生活者1万人アンケート」を実施。同アンケートは1997年以降3年おきに実施し、今回で6回目となる。アンケートによると、手軽にインターネット検索ができるようになった結果、商品を選ぶ際にネット上の評価サイトや、ソーシャルメディアでの「使っている人の評判が気になる」と答えた人が全体の29%となり、12年前の2倍以上に増えた。

 一方で、「商品やサービスに関する情報が多すぎて困ることがある」と答えた人は全体の70.1%に上り、利用者の評判は気になるものの、インターネット上などに情報があふれているため、判断に迷っている消費者が多いことが分かった。さらに、「事前に情報収集してから買う」人は2006年(28.9%)から2009年(35.8%)に大きく増加したものの、今回の調査では33.1%とやや減少した。自身で、さまざまな情報を収集する傾向が、やや頭打ちになっている模様。

 また、ネットショッピングの利用者はどの世代でも増加しているが、ふだん情報を得る場所として「お店」を挙げる人も多くなっている。特に男性では30代(AV機器・情報家電の場合)、女性では20代(化粧品の場合)でその傾向が高まっている。

 スマートフォンなどで、お得な情報が得られるにもかかわらず、信頼できる情報を得ようと、わざわざお店に足を運ぶ人が増えている。野村総合研究所は「情報検索に疲れたり迷ったりした結果、消費者が自分の求める情報を得ようとお店に回帰しているようだ」と分析している。

2012年12月02日配信


前の記事へ 記事一覧へ戻る 次の記事へ