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「Paris, パリ、巴里―日本人が描く1900-1945」展
  ブリヂストン美術館で開催中、石橋美術館からも出展

 「Paris, パリ、巴里―日本人が描く1900ー1945」展が開かれている。ブリヂストン美術館と石橋美術館のコレクション約35点の作品が出展され、他館から約5点の関連作品を加えた展示内容。さらに、奥の展示室で、同時に併設のブリヂストン美術館コレクション展で、印象派から抽象絵画までの優品約120点も鑑賞できる。

 明治維新以降、西洋文化を学んで、それを乗り越えることが、日本のひとつの目標だった。その時代から時を経て、21世紀になった現在、20世紀前半のパリと日本人画家たちの文化交流とその影響にスポットを当てた展覧会。

 パリでルノワールやセザンヌなどから意欲的に学ぼうと努めた日本人画家たちの姿勢や努力の跡がうかがえる。岡鹿之助など、パリでの影響は様々な形で当時の日本人画家たちの作品に反映されていったという。

 中でも特に注目されてきたのが、藤田嗣治(レオナール・フジタ)。「乳白色」と評される画面を特徴とする、その画風は、西洋人には浮世絵をはじめとする東洋を感じさせる、といわれる。今回は、1920年代の藤田の様式が典型的に見られるという『インク壺の静物』の他、乳白色の下地が確立される以前の『巴里風景』、リオデジャネイロ滞在中の作品など。

 一方、佐伯祐三は、『レストラン(オテル・デュ・マルシェ)』と『テラスの広告』の二点が並んで展示されている。ほぼ同じ対象がどのように描かれたのか、実際に見比べることができる。

 会期:2013年6月9日まで(月曜休館(祝日の場合は開館))
 入館料:一般800円(シニア割、学割有り)

(陶)

2013年05月11日配信


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